2005/11/04

  • 朝9時に旅館にmykeyさんが迎えに来てくれる。はずだった。来る。きっと来る。そう思いながら携帯に20回くらい電話をするが無常にコール音が鳴るだけだった。気がつくと10時を過ぎていたため、しょうがなく二条城へ移動。
  • 二条城に到着。未だにmykeyさんから連絡無し。しょうがないので場内を見て回る。暑いのと広いので疲れてくると全部mykeyさんのせいにしてた。「暑いのも全部マイッチングのせいだ!マイッチングめ!」


  • 二条城を見終わってもmykeyさんからは連絡無し。さすがに心配になる。新婚旅行のときに会った時は、警察に捕まって遅刻してくるミラクルをカマしてる前科があるので何かあったのでは、と思うようになる。
  • 銀閣寺へ移動。未だにmykeyさんから連絡無し。途方に暮れていると気のいい兄ちゃんが声を掛けてくる。「タクシーの次は人力タクシーは如何ですか?」連絡もないしゆっくり見て回ってもいいか、と思い人力車に乗る。物凄くテンションの高いアンちゃんで、非常にいい思い出になった。
  • 人力車搭乗中、ついに電話がなる。mykeyさんからだった。「ぶっちゃけ、寝坊しました」ぶっちゃけすぎだ。ちなみにこの時点で午後1時。すっ飛んでくるというのでその間銀閣寺内を散策することにする。

箱庭的な雰囲気がとても良くてとても満足していたのだが、構内が山に囲まれている為、山登りを強いられる。重い荷物を背負いながら。マイッチングめ!

  • 銀閣寺を出ると、悲運の貴公子mykeyさん登場。溢れかえる観光客の前で凄まじい土下座を見せる。ちなみに午後2時半。5時間半に及ぶ遅刻の理由はmykeyさんのHPをどうぞ。
  • 清水寺に移動。凄まじい人の波に飲まれ切なくなる。純京都人はきっと1割にも満たないと思う。


  • 舞台の横に観光客の願い事が書かれた絵馬が飾ってあるのだが、思わず「ネタだ!」と食いついてしまった絵馬発見。



「ダーリンに出会えますように」それは理解できる。「素敵な恋が出来ますように」それも理解できる。「毎日が楽しく過ごせますように」それも理解できる。「敵に勝てますようにごめんそれは話が一気に逸れ過ぎて理解出来ない。

  • 「お土産が買いたい」というハルの要望に答えてmykeyさんが名誉挽回の為に立ち上がる。「この先にお土産屋が並ぶ坂がありますよ」「任してください」「あっれーおっかしいなあ・・・」結局店の人に場所を聞く。その後ハルはあちこちの店に入り、神出鬼没の動きを見せて我々を戸惑わせる。
  • 先にホテルにチェックインし、祇園を覗きに行ったあと、mykeyさんの知り合いの店で飯を食べる。彼の不幸ぶり、不運振りをたっぷり見せ付けられて、ああ、今日の遅刻は許してあげるよとすら思うようになる。
  • 「そうだ、奈良に行こう」と一路夜景が綺麗というお隣奈良県へ。奈良公園には宮島の凶暴な鹿とは正反対のお上品な鹿たちが居た。宮島の奴らはデカイ角で突き上げてくるから気をつけろ!
  • 展望台付近でトイレに入っている間、ハルが行方不明になる。本気で焦る。神出鬼没にもほどがある。


  • ホテルに送ってもらった後、最後まで低姿勢のままmykeyさんが去る。また会いましょう。またネタを下さい。ホテルの部屋に入った途端、死んだように眠る。