鳴り響く歌

最近、お客さんのところへ直行直帰するようになりまして、毎朝毎晩ハルの送迎で通勤してるテツです。半ば強引の送迎だったのですが、おかげでハルの車庫入れがうまくなりました。後ついでに全く体を動かしてないので更に太りました。


そんな送迎が始まる前。いつもの如く、バス通勤していた時の事です。確か、今週の火曜。3連休明けの腐った死体状態の通勤でした。結構ぎゅうぎゅうで込み合ってましたが、誰も喋る事は無く車内は静まり返っておりました。

しばらくすると、静まり返った車内に誰かの着メロが鳴り響きました。ちっ、誰だよ、うるさいなあ、マナーモードにしとけっつの。誰もがそう思ったんじゃないでしょうか。しばらくして音は鳴り止みました。まあ、俺はいつもマナーモードにしてるから大丈夫だよな。

しばらくすると、先ほどとは違う着メロが鳴り響きました。ちっ、またかよ、うっさいなあ、マナーモードにしとけっつの。しばらくして音は鳴り止みました。まあ、俺はいつもマナーモードにしてるから大丈夫だよな。

しばらくすると、聞き覚えのある着うたが静寂のバスの中に響き渡りました。それはもう、大音量で。


♪♪ コートの中には 魔物が住むの〜 ♪♪
♪♪ 頼れる仲間は みんな目が死んでる〜 ♪♪
♪♪ バレーにかけた青春 でもみんな目が死んでる〜 ♪♪

(「ギャクマンガ日和」オープニング)




僕の携帯でした。本当にごめんなさい。