懐古主義

もう2007年も半年終わりましたね。そりゃオッサンになるのも早いわ、と実感するテツです。こないだまで吐く息が白かったのに。


ゲームセンターCX」というCSの番組が大好きで、隔週放送ですがとても楽しみにしています。よゐこの有野が昔のゲームソフト(ファミコンスーファミなど)をプレイしクリアする番組ですが、有野がね、中途半端に下手なんですよ。僕と一緒で。(特にアクション)

同じ敵や面でやられ続けて40機も50機も費やしたり、AとBを間違えて穴に落ちたり、最後のボスを倒したと思って喜んでコントローラーから手を離したらそこから脱出しないといけなくて結局間に合わなかったり、何か人事じゃないんですよ。僕そっくりで。ちょ、俺にも1機やらせて、あ、ごめん、俺もミスったわ、みたいな。

でも、結構な確立でゲームをクリアまで持っていくんですよ。昔のファミコンのゲームとか、理不尽なところが多いじゃないですか。無駄に難しかったり、無駄に長かったり、コンテニューがなかったり。それでも徹夜までしてクリアしていく。魔界村とか、アトランチスの謎とか、エンディング画面を見た人ってそんなに多くないんじゃないでしょうか。そこは僕とは違う。僕ならすっぱり諦める。


昔のゲームはシンプルだけど味があるなあ、とCXを見る度に感じます。基本AとBと十字ボタンしかなくて、8ビットだから容量も少なくて、無駄が作れないからめい一杯アイデアが詰まってる。音楽だって3和音くらいしかないけど名曲が沢山ある。それだけプレイしていた自分達は今より遥かに想像力(妄想力?)があったのかもしれない。

今は原点回帰でシンプルなゲームが流行ってるけど、味のあるゲームもやりたいなあ、とオジンゲーマーは懐古主義に陥るのです。


ちなみにCXは地上波でも7/11の夜中2時半に特別版をやるみたいですので、気になる人は是非。http://www.fujitv.co.jp/cs/gamecenter