夜間病院

ハルが調子悪くなったと言うので実家に帰って養生しんさいといったところ、インフルエンザだった事が判明。一緒に行ったコハルは大丈夫なんだろうかと心配していたら、夜10時ごろに「すぐに来て。コハルが40度近い熱がある」と言うではありませんか。アクセルべた踏みでハルの実家に向かい、そのまま夜間病院に駆け込みました。

真っ赤な顔をしてぐったりしているコハル。38度の熱が出たらすぐ会社休むくらいしんどいのに、40度なんてどんだけしんどいんでしょう。だけど病院は同じような人達で診察待ちしていました。

「早く診て、早く診て・・・」と最初は思いましたが、ふと横を見るとコハルと同じ様に真っ赤な顔で苦しんでる子供たちを見ると、若干焦りは消えました。

40分ほど待ってようやく呼ばれ診察室へ。夜間勤務なんでしんどいんでしょう。疲れ果てて目に力がない先生が現れました。ハルがインフルエンザで移ったのではないかというのをそれとなく伝えましたが・・・



先生「うーん、どうしようかなぁ・・・インフルエンザかなぁ・・・うーん、どうしようかなぁ・・・」


テツ「・・・・・・」


先生「うーん、どうしようかなぁ・・・熱が出てすぐは、インフルエンザかどうかを調べる判定薬には出ないことがあるんですよね・・・」


テツ「・・・・・・・・・」


先生「うーん、どうしようかなぁ・・・


テツ「・・・・・・・・・・・・

















とはなんとか言わずに堪え、「何もせず帰って様子を見る事だけは嫌です」と言った所、「じゃあインフルエンザかどうか検査しましょうか」と重い腰を上げました。はっきり言おう、とりあえずやってみればいいじゃねえか。

また30分以上待って検査結果を聞くと、やはりインフルエンザでした。人生初の病気がインフルエンザとはなかなか大物ですね・・・クスリを処方してもらい薬局窓口に向かいました。

すると薬局窓口のおばさんは本当に何も言わずに、クスリだけ出して奥に引っ込んで行くんです。おいおいちょっと待てと。クスリの説明すら無しか。またまたべジータレベルが上がりそうになりましたが、「まあ、もう夜12時過ぎてるしね・・・みんなしんどいんだろう・・・」と思い込むことにしました。





笑顔全開の病院も困るが、あからさまに疲れた顔ばかりの病院も嫌だ。何とかならんもんだろうか。